リード
Ugreenが多ポート充電ステーションの新型「Nexode Pro 300W」を7月29日に発表した[1]。USB-Cポートを6基、USB-Aを1基、さらにDC出力ポートを1基の計8ポートを備え、合計最大300Wの電力を供給できる。最大の特徴は本体に搭載されたカラーディスプレイで、合計出力だけでなく各ポートの電圧や電流、使用中の充電プロトコルを個別に表示する[1]。ノートパソコンやスマートフォン、タブレットを同時に複数台充電する必要があるユーザーの机上を整理する狙いだ。日本では既にUgreenの日本語公式サイトで製品情報が公開されており、販売が始まっている[2]。
なぜ海外で話題か
ドイツのテクノロジーメディアnotebookcheck.netが7月29日、本製品の発表を詳細なスペックとともに報じた[1]。関心を集めている理由の一つは、最大300Wという合計出力と8ポートという多さを両立しながら、各ポートの状態をリアルタイムに表示するディスプレイを備えた点にある。さらに、通常のUSBポートに加えて240W出力の専用DCポートを備えていることも特徴だ。ノートPCなどDC入力に対応した機器に直接、高出力で給電できる経路を用意したことで、単なるUSBハブではない「デスク上の集中給電ステーション」としての性格を打ち出している[1]。
海外レビューが評価する点
notebookcheck.netは本製品のスマート機能に注目している。搭載されたカラーディスプレイには、接続中の全ポートのワット数、電圧、電流、そして使用中の充電プロトコルが表示される。また、本体上部のタッチ操作で5つの動作モードを切り替えられる点も実用的だと同メディアは伝える[1]。同社の既存製品との比較では、先に米国で発売された超薄型の「Nexode 100W充電器」(4ポート)と異なり、本製品はより多くのデバイスと高い合計出力が求められる環境を想定した据え置き型の設計となっている。
弱点・批判
現時点では、本製品に関する詳細な第三者レビューや使用感を伝える報道は見当たらない。7月29日にスペックと特徴を報じたnotebookcheck.netの記事も、発表内容の紹介が中心であり、実際の電力供給の安定性や発熱、本体サイズ、重量に関する評価や批判は含まれていない[1]。実使用に基づく評価は今後のレビューを待つ必要がある。また、ポート数と300Wという高出力に対応するために、筐体がある程度の大きさと重さを持つことは避けられないと推測されるが、その具体的な寸法や携帯性に関する情報も今回の発表では明らかになっていない[1]。
スペックと価格
本製品の主要スペックは以下の通り。いずれもnotebookcheck.netが伝えた発表内容に基づく[1]。合計最大出力は300W。ポート構成はUSB-C×6、USB-A×1、DC出力×1の計8ポート。専用DC出力ポートは最大240Wに対応する。機能面では、合計出力やポートごとの電圧・電流・充電プロトコルを表示するカラーディスプレイと、上部のタッチ操作による5モード切替機能を備える。海外市場での価格については、今回の発表を伝えたnotebookcheck.netの記事内では明らかにされていない[1]。日本国内の公式サイトでも価格は未確認の状態だ[2]。
日本で買えるか
Ugreenの日本語公式サイトでは本製品の情報が公開されており、既に販売が開始されている[2]。ただし、現時点で判明している範囲では、日本国内向けの販売価格は公式サイト上で確認できていない[2]。本製品のような海外メーカーの充電器を日本で使用するにあたっては、一般的に電圧(日本の商用電源100Vへの対応)やプラグ形状、技術基準適合証明(技適)の有無が注意点となるが、今回のsourcesではこれらの認証状況に関する具体的な情報は見当たらない。購入を検討する場合は、国内正規品の仕様や保証内容を販売元に確認する必要がある。
誰に向くか
本製品は、USB-C給電のノートPCやタブレット、スマートフォン、ワイヤレスイヤホンなど、多数のモバイル機器をデスク周りで同時に充電する必要があるユーザーに向く。一方、スマートフォンとモバイルバッテリーの充電が主目的で、携帯して使うことの多いユーザーには、同社のNexode 100W充電器のような小型・軽量モデルのほうが適している。据え置きを前提とした本製品は、持ち運びにはかさばる可能性が高く、限られたポート数と出力で足りるなら、より安価でコンパクトな既存製品で十分だろう。
